Sander Sneekがバーチャルリアリティ向けヘッドマウントディスプレイ「オキュラスリフト」とジェスチャー認識デバイス「Orion」を使ってビートメイクをする様子を公開している。安直な表現だが、まさに「未来」がそこまで来ていることを感じる。
新 清士の「VRビジネスの衝撃」によれば、アメリカの最先端テックシーンは、犬も杓子も「VR、VR、VR、VR」という状態でビックマネーが実際に動いているという。Facebookがオキュラス社を2年前に買収し、Googleも近日中にVRヘッドセットを発表する予定だ。
とはいえ、日本でムーブメントが起きているかというと、そうではない。日本が世界から置いて置かれているのはいつものことだが、この背景には、PCゲームが日本で普及していない、そして世界ではPCゲームの市場がとてつもなく大きい、ということが関係しているという。ある統計によれば世界のスポーツをプレイ人口で比較すると、League of Legends(LoL)というPCゲームはなんとテニスに次ぐ5位だという。このことからもVRを活かすことが容易に想定できるPCゲーム市場の大きさが理解できる。VRは間違いなく必要な技術になる。
アートにおいてもVRの技術は使われることは間違いない。一体何ができるのか、非常に楽しみであるし、自分でもトライしてみたい。
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