DJレッスンのヴィジョン


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3つの側面からレッスンを進める

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DJレッスンを「3つの側面」を平行して進めていきます。

  1. 操作 ターンテーブルやミキサーといった機材の具体的な操作です。どんなスタイルのDJであっても、機材の操作は同じです。操作に精通することによって、自分のイメージした通りのDJが可能になります。また、操作に精通することで、実際会場でのミスのないプレイへつながります。
  2. 音楽性 機材が使えるだけでは、音楽的なDJになることはできません。結局のところ良いDJをするためには、「音楽がどうなっているのか」を知らなくてはいけません。拍・小節・BPM、それからキックやスネアといった各パートの役割、またベースやコードラインについて学習します。最終的にはリミックやDAWを使ったトラックメイクをおこないます。
  3. 歴史 音楽的な面を理解するためには、結局のところ歴史を把握していないといけません。何故なら、音楽は「既存の音楽スタイルに9割似ていているが、しかし1割だけ新しい要素が追加された音楽」の蓄積、つまり歴史だからです。300年も前の音楽(つまりバロック時代)から始める必要はありませんが…それでもディスコやファンク、ジャズといったブラックミュージックまでさかのぼることで見えてくることがあります。

PCDJ ソフトウェア「TRAKTOR」とコントローラー「TRAKTOR KONTROL S2」を使用する

レッスンはNative Instruments社のPCDJソフトウェア「TRAKTOR」と、その専用コントローラー「TRAKTOR KONTROL S2」を使って進めていきます。何故なら、DJを理解するために必要な機材が「S2」で全て手に入るからです。

S2があればアナログターンテーブル、ミキサー、エフェクターのことがわかる

DJを理解するためには、伝統的なDJの機材である、ターンテーブル、ミキサー、エフェクターに相当する機能を理解する必要があります。何故なら、どんなにデジタル化された機材であっても、伝統的な機材の各機能を「仮想的」に持っているからです。ですから、そのルーツとなるアナログターンテーブル、ミキサー、エフェクターを理解してしまえば、それは最先端のDJ機材を理解するのとほとんど同じことです。ターンテーブル、ミキサーによる古典的なDJプレイが理解できるようになれば、PCDJもアナログDJもCDJも理解できるようになります。

かといって、ターンテーブル、ミキサー、アナログ・レコードを買うのは高い

ターンテーブル2台とミキサーを買うと、大体10万円くらいはします。(もちろん中古とか、色々頑張ればそれより下げることはできるかもしれませんが、全くの初心者が中古の相場を把握してお得な買いものをするのは難しいでしょう) S2は5万円なので、圧倒的にハードルが低いといえます。もちろんPCを持っていることが前提となりますが、今PCを持っていない人というのはあまりいないと思いますし、今後DJだけではなくリミックスやトラックの作成をするのであれば、PCは必要になってきます。基本的に現代において何かを作るには、PCが必要です。PCを持っていれば5万円で始めることができるS2は、圧倒的にハードルが低いといえます。

S2なら、つなげるだけですぐにDJを始めることができる

S2にはDJを理解するために必要な機能がリーズナブルに手に入るためおすすめだと紹介してきましたが、S2にはいい点がもう一つあります。それはPCにつなぐだけで煩雑な設定をせずに、すぐにDJが始められることです。実は設定をする必要がないというのはとても大事なことです。何故なら、多くの人がつまずく箇所は、実際のDJのプレイの仕方ではなくて「機材の使い方」だからです。つまり音の出し方がわからないとか、エフェクトのかけ方がわからないとか、やりたいことは明確に持っているにもかかわらず、それを機材の、どの機能で、どのような操作をすれば良いのかわからなくて、挫折するのです。ですから、つなぐだけですぐにDJができるのであれば、挫折しません。だからS2をおすすめします。

S2以外のDJコントローラーではいけないのか

S2以外にも、S2よりも安くて、そしてノブやフェーダーの数が同程度のコントローラーがありますが、私はおすすめしません。何故なら、専用コントローラーでない場合、設定が非常に多いからです。専用コントローラーでない場合、各種設定を自分でしなくてはいけませんが、これが実はハードルが高いのです。(DTMに長けている人ならできるかもしれません。) 設定を自分でできなければ、事実上コントローラーを買った意味はありません。確実に「使用できる」ことが保証されているコントローラーを、最初の一台にはおすすめします。

PCDJの2つの選択肢「Traktor」と「Serato DJ」以外は、検討する価値がない

現在のPCDJソフトウェアはTraktorとSeratoが占めています。これ以外の選択肢を検討する必要はありません。何故ならまず事実として、実際のクラブのフロアでDJをしている人で、これ以外のソフトウェアを使っている人は個人的にもみたことがないですし、世界のトップDJも同様です。

そしてユーザー数が多いということは、情報も多いということです。設定や実際の使い方に関する情報は、ほぼこの2つのソフトウェア以外は手にはいりません。

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