Syncを押した瞬間に、Masterに設定したトラックをターゲットとしてSync側のトラックには以下のことがおきます。
- Masterトラックと同じBPMになる。
- フェイズがあう。つまり、Masterトラックのビートグリッドと同じフェイズになる。(簡単にいうと拍があう。)
Tempo SyncとBeat Syncの2モードがある
Fig. 6‑1
環境設定で2つのモードを切り替えることができます。
Beat Syncの場合、Syncをした後に、スクラッチ、1拍より小さい長さのループ等をした後、強制的にフェイズがSyncされます。またフェイズを微妙にずらすこともできません。とにかく自動的に合ってしまいます。
Tempo Syncの場合、Syncをした後に、スクラッチ、1拍より小さい長さのループ等をした後にも、フェイズがSync「されません」。ですからフェイズをずらすこともできます。ただし、Syncをした瞬間にはフェイズはSyncされます。あくまで、Syncした後に操作を加えたときの反応です。
メインに再生されているトラックが、必ずMasterになるように設定してください。
S2での操作
Fig. 6‑2
- Syncの設定 SYNCボタンを押す
- Master設定 SHIFT + SYNCボタン
MasterになってもSyncになっても、コントローラー上ではオレンジに点灯してしまうため、区別ができません。残念。
One comment