http://www.stems-music.com/ja/stems-is-for-producers-jp/index.html
traktor 2.9より扱えるようになったstemファイルを作成する「THE STEM CREATOR TOOL」のベータ版が公開されました。ダウンロードはこちらから。
STEMSの詳細、使い方に関しては過去の記事を参照してください。
使い方
- 4つのパラトラックと、マスタートラックを用意し配置します。
- マスタートラックは、itunesなど、通常の音楽再生ソフトで再生した際に使用されます。つまり、Traktorで使用する場合にはパラの4トラックをまとめたStemファイルとして、通常のプレイヤーで再生した場合にはマスタートラックそのものが再生されます。
- Exportを押して書き出す。書き出し先を指定できないが、全てのファイルを同じ場所に配置しておけば、その場所に自動的に書きだされます。この点注意です。
マスタリングセクション
コンプレッサーとリミッターが、4つのパラトラックをまとめたものにかけることができます。マスタートラックにはかかりません。このマスタリングエフェクトを使って「マスタートラックと4パラをまとめたトラックの音質差がない状態にする」のが理想、とのことです。
しかし、正直言って、全然なりません!
コンプレッサー
コンプレッサーには、一般的なパラメーターがあります。少し説明がいるとすればHP Cutoffです。これは、コンプレッサーのトリガーシグナルに対してハイパスをかけることができます。例えば、コンプレッサーをキックに反応をさせたくない場合、ハイパスをかけて低音をカットすることで、実現できます。このカットはあくまでコンプレッサーのトリガーシグナルに対するハイパスであって、実際の音にハイパスがかかるわけではありません。スレッショルドは画面右側のメーターの場所にあります。
リミッター
通常のリミッターです。
名前・色の変更
ロードした後には、名前と色が変更できます。専用コントローラーを持っていないので確認できていませんが、恐らく画面に表示されるはずです。
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