ピッチ合わせ


ピッチ合わせとは何のために必要かを理解していただくために、まず以下の作業をしてください。

Fig. 3‑1 Extendedモードにする。

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Fig. 3‑2 「S/snapボタン」・「Q/quantizeボタン」が押されていない状態にする。

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Fig. 3‑3 SYNCがされていない状態にする。

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  1. 異なる2つのトラックを用意する。
  2. 1つめのトラックを再生する。
  3. 2つのめのトラックのCue1ボタンを押し、頭出しをする。
  4. 2つめのトラックを再生する。この際、拍がおなじになるようタイミングを合わせて再生する。

すると、2つのトラックの頭を合わせたにも関わらず、徐々にズレていき、完全に合わなくなるはずです。こうなってしまうのは、2つのトラックのBPM、つまりピッチが異なっているためです。ですから、BPMつまりピッチを合わせる必要があります。

運動会を想像して…

Fig. 3‑4

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(Fig. 3‑4) BPMが遅い曲は、速い曲よりも、当然ですが「遅れて」いきます。この遅れていく「量」を捉えて、修正します。具体的には「遅れている方のトラック」の「BPM」を早くします。この際にはピッチコントローラーを手前に動かします。(「+方向」に動かす。)

Fig. 3‑5

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(Fig. 3‑5) その後、遅れていたトラックのCue1を押して、再度頭をあわせ、再生します。すると、先ほどBPMを修正し早くしたので、先ほどよりも「遅れの量」が小さくなります。

しかし依然として遅れがあるので、再度BPMをピッチコントローラーによって早くし、頭出しをして再生します。この作業を繰り返して、ピッチを完全に同じにしていきます。

Fig. 3‑6

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(Fig. 3‑6) しかしこの際に、あまりにBPMを早くしすぎてしまうこともあります。その場合には、ピッチコントローラーを奥に移動させ(マイナス方向)、BPMを遅くします。

ピッチ合わせの手順まとめ

1.        再生中のトラックに拍があうように、二曲目を再生する。

2.        徐々に2曲目が早くなっていくか、もしくは二曲目が遅れていく。

3.        2曲目が早くなってしまう場合は、二曲目のBPMを遅くする。(ピッチコントローラーを奥に動かす。) / 2曲目が遅れていってしまう場合は、二曲目のBPMを早くする。(ピッチコントローラーを手前に動かす。)

4.        ピッチコントローラーを動かす量は、経験とカン!

5.        その後、再度、二曲目を拍があうように再生する。

6.        それでもずれているはずなので、その場合は「3」を繰り返しおこなう。

アナログレコード・ターンテーブルの場合

PCDJやCDJと違って、ターンテーブルにはCueボタン・機能はありません。つまり、頭出しがPCDJやCDJと比べると面倒です。ですから、ターンテーブルの場合に、「遅れてしまう」もしくは「早くなってしまった場合」には、ターンテーブルの回転部のフチを手で触って回転を遅くしたり、回転部を押して早くしたり、もしくは軸をひねって回転を微妙にコントロールしたりします。

この再生中に微妙にピッチを調整する手法は、再生後のズレを修正するためにも重要なスキルです。一度再生してしまうと、途中で止めることはできません。ですから、再生しながらズレを修正しなくてはいけないのです。

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