Fig. 7‑1
実際的に使うループの操作は上記のノブだけで実行できます。(Fig. 7‑1) このノブをループノブRとします。
では実際に再生中に、ループノブRを「押して」ください。するとループが起動し、緑色の範囲でループされます。(Fig. 7‑2) ループを解除するには、再度ループノブRを「押して」ください。解除されます。
Fig. 7‑2
ループの長さを変更するには
ループノブRを「回す」とループの長さが変更できます。これはループ起動中にも、それ以外の時にも機能します。ループの長さはFig. 7‑2の緑色で囲まれた「数字」の値です。
Fluxモード
Fig. 7‑3
ループを細かくして演出をした後、ループを解除すると、恐らく自分が思っていた場所から再生されないはずです。希望としては、ループした分、トラックを進めて欲しいはずです。そんな機能を実現したのがFLUXモードです。
Fig. 7‑3 の「Uターンマーク」をONにするとFLUXモードになります。この状態でループを起動すると、再生ラインを示す「赤いライン」とは別に、「青いライン」が走り始めます。ループが終了すると、この青いラインに再生がワープします。つまり「ループをしなければ進んでいた場所」にワープします。
注意:FLUXモードの場合、ループRボタンを「押している間だけ」ループが起動し、ループRボタンを離すとすぐにループが終了します。つまり通常時と動作が変わります。また、FLUXモードに対応したループは、コントローラーにアサインされたものだけであって、PCキーボードやPC側のTRAKTOR画面でループを設定したものはFLUXモードに対応したループにはなりません。通常のループになってしまいます。
キュー移動、スクラッチもFLUXモードに対応します
FLUXモード時は、キュー移動、スクラッチもFLUXモードに対応します。つまり、スクラッチしている間はスクラッチ箇所が再生されているのですが、手を離すと、FLUXモードの青いライン戻ります。
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