
Traditional Music Theory For Contemporary Musicians
全てのミュージックフリークに捧ぐ、解いて学べる音楽理論書
コードや音楽理論を学びたいあなたへ、効率的な方法をご紹介します。
DAWやサンプリングで音楽を作るのに
最適な音楽理論書の紹介

著者 Neralt
はじめまして、Neralt(ネラルト)です。
私はジャズ、ロック、クラブミュージックの領域で活動するキーボーディスト、DJ、トラックメーカーで、MPCに代表されるサンプラーをリアルタイムに演奏する通称「指ドラム」の教則本「Rhythm and Finger Drumming」を書いたり、日本音楽理論研究会で研究発表をしたりする「音楽理論」の研究家でもあります。
本書、「Traditional Music Theory For Contemporary Musicians」は、現代に活動するミュージシャン、特にクラシックやジャズ以外、つまり楽譜やコードに慣れていないミュージシャンのために書いた音楽理論の本です。
私は自身の活動の中で、多くのミュージシャンが音楽理論にコンプレックスを持ち、また悩んでいることを実感していました。

最近ではDAWで曲を作る人が多い
特にベースやギターといった楽譜を読むことになれていないミュージシャンと、DAWやサンプラーを使って創作をする作曲家です。彼らは非常に優秀な音楽家であり、芸術的な作品をたくさん世に提供しているにもかかわらず、音楽理論については十分に理解していないようでした。同時にそのことを少し気にしているように思われました。実際、よく質問を受けましたし、説明をするとかなり熱心に聴いてくれました。そして丁寧に順番に説明すると、驚くほど早く理解してくれました。
音楽理論が苦手だった人たちが、
なぜ、すぐに理解できたのでしょうか?
それは、彼らの中に既に音楽があったからに違いありません。彼らが著者よりも音楽的で独創的なことには間違いありません。たくさんのステージにたち、曲を作り、CDをリリースしています。音楽家として完成されています。
それでも音楽理論が理解できないとすれば、それは「音楽理論の側にこそ問題がある」といつも感じていました。音楽理論の本は、難解で、複雑で、あまりに用語が多過ぎます。また理論のための理論でしかなく、実際的な音楽家が学ぶには形而上学的すぎました。多くの音楽家は、自分の音楽のために音楽理論を学ぶのであって、学問のために学んでいるのではないでしょう。
本書は音楽理論が抱える問題のソリューションとなるべく書かれた音楽理論のテキストです。既存の音楽理論の本が持っている問題を取り除き、そして現代に活躍するミュージシャンにとって最適になるよう配慮されています。
本書で音楽理論が理解できる4つの理由
- ミュージシャンが実際に必要とする項目のみを厳選して紹介しています。実用性の低い項目は意図的にカットしているので、最短で使えるようになります。難解で役に立たない項目は、後回しにしましょう!
- 初心者の多くがつまずく「音程」を徹底的に取り上げています。100ページにわたる練習問題と解説で、どんなに苦手な人でも必ずわかります。今のところ分からなかった人はゼロです。「音程」がわかれば「和音」も「コード進行の分析」も自然にわかるようになります。逆に「音程」が理解できないから、音楽理論全体が分からなくなる人が多いです。
- 200問以上の練習問題を順番に解くだけで「音程、和音、音階」等、基礎的かつ必須の項目が身に付きます。読むだけではなく、実際に手を動かすことで、確実に理解することができます。実際にやってみれば、自分がわかっているのか、それとも間違えて認識しているのか、すぐにわかります。難解な文章を読んで苦戦するよりは、問題を解きましょう。
- 実際の名曲から使えるコード進行・テクニックを抽出しているので、実用的です。かっこいいと自分が感じないコード進行や技術をいくら勉強しても使わないのだから無駄です。音楽マニアなら絶対知っている名曲を厳選し、そこから音楽理論と有効なテクニックを学びます。
- BLOWING’ IN THE WIND / BOB DYLAN
- JUST THE TWO OF US / Grover Washington Jr
- ISN’T SHE LOVELY / STEVIE WONDER
- BROWN SUGAR / D’ANGELO
- VIRTUAL INSANITY / JAMIROQUAI
極力楽譜をなくし、図と表で解説しているので、ギター・ベース、DAWユーザーなど楽譜を読み慣れていない人でも理解できます。ほとんどのミュージシャンは頭の中では楽譜を使って考えていません。コードやスケールで考えています。それをそのまま本に表しました。
他の音楽理論書にはない、本書の特長
- 筆者と読者が直接やりとりをして、読者が理解できるまで、何度も書き直したテキストです。
- 役に立つ技術だけを掲載し、必要のないであろうものは潔くカットしました。
- 実際のヒット曲を分析しているので、リスナーに刺さるテクニックやコード進行を学べます。
- 分析の対象がジャズやクラシックではなく、ブラックミュージック・クラブミュージックですので、現代のミュージシャンに最適です。
- 練習問題が豊富に用意されているので、読んで分からなくても、解けば理解できます。
- 楽譜が読めなくてもわかるように、図で説明しているので、DAWユーザー、非鍵盤楽器のプレイヤー、作曲者に最適です。
- 筆者がジャズプレイヤーであり、DJであり、トラックメーカーなので、皆さんの気持ちがわかります。
本書の内容をちょっとだけご紹介
本書はなるべく楽譜をなくして、図で説明することにしています。
なぜなら、現代の多くのミュージシャンにとって楽譜は、すでに見慣れない存在になってしまっているからです。楽譜よりもむしろ、ギターやベースのフレット、鍵盤、それからDAWにおけるピアノロールのほうが親しみはありませんか?
本書は、現代のミュージシャンが理解しやすいように整理された図を使って説明しているので、楽譜が読めなくても理解することが出来ます。
Cメジャーコードはこれ、Dメジャーコードはこれ、と一つずつ闇雲に暗記していませんか?
大事なのは仕組みを理解することです。本書では「仕組み」を丁寧に説明しているので、丸暗記をする必要がありません。一つ理解できれば自動的に他のコードやスケールもわかるようになっています。
本書では200を超える練習問題が用意されており、順番に解くだけで、自然と理解することが出来ます。また全てのキーの練習が用意されています。CやGだけではなく、全てのキーで練習しないと実際に使えるようにはなりません。
本書をご購入いただいた方々の声
読者の皆様からのコメントです。
感覚的になりすぎてた部分の整理に凄く役立っています。
ご無沙汰してまーす!楽しく読ませて頂いてますー。一言で言うとベリーグッドです!ダイアトニックチャート様様ですね。テンション選ぶときにも普通にダイアトニック意識すればいいってとこで「あ、そっか!笑」と。感覚的になりすぎてた部分の整理に凄く役立っています。バンドメンバーも買ったみたいでわかりやすいとのことでしたし、とっても役に立つ本だと思いますよ!

ステキス/マサヒコ☆スーパーノヴァ
作曲家・シンセサイザー奏者
練習問題がたくさん入っていて、久しぶりにドリルを解いている気分になりました。
neralt音楽塾は結構体育会系なのです。
私は初めての受講生として、ガツガツドリルを解いています。
neralt音楽塾第0期生 上野翔(OK?NO!! / 毛玉) / ギタリスト、作曲家
この本の練習問題を解き、ついにコード進行はパクるものだという結論にたどり着いた...
この本のせいで、リリースなしで惜しまれつつ解散した伝説のバンド・アライムスがついに曲を作れてしまうかもしれません。実に罪な本です。

伝説のバンド「アライムス」のリーダー ちびっ子ギャング
基本の部分を丁寧に書いてあり、他の理論書にはなさそうな便利な解説があります。
まだ、全部読めていません(笑) でも、今まで見た理論書より、とてもいいと思います。ややこしく、書いてなくて、基本の部分を丁寧に書いてあり、他の理論書にはなさそうな便利な解説があります。大体理論の書はいちいちややこしい書き方をしてきます。最初の方に本当にその知識を知る必要があるのか?という事を書いてきます。度数の事も説明なし突然現れて、しかも文章がややこしい。頭が混乱しましたね。でもこの理論書は必要なことを必要な順番に書いてあるので、そういった混乱がありませんでした。
匿名希望 男性
「ポピュラーミュージック音楽理論教室」をやるとしたら、教科書にしたい
著者が自分でも言ってるんだけど、「猿でもわかる!!音楽理論」みたいなタイプのやつだと演奏や作曲に活かすことができないくらいレベルが低くて役に立たないし、かといって芸大和声みたいなやつだとそれを役立たせるまでの道のりが遠すぎる & ポピュラーミュージックに応用するまでの道のりが遠すぎるというのがあって、なかなか「演奏や作曲の役に立ちやすい音楽理論の本」ってのは今までなかった印象がある。この本はそのちょうど間を埋めるような立ち位置の本で、バンドマンやDTMerにとってはかなり参考になるのではないかと思った。
猫型蓄音機/ギタリスト、作曲家
迷いなく反復練習をすることができました
購入して良かった点は、わからないことをインターネットで調べる時間と、他の本を新たに購入してかかる追加のお金を節約できたことです。ぼくは真面目なタイプなので、わからないことがあるとすぐにインターネットで検索したり、本屋に行って立ち読みしたりということに時間を費やしてしまいがちです。立ち読みもめんどくさいので結局3000円、4000円ぐらいの本なら買って家で読みます。けれどこの本は、説明に飛躍や省略がないので他の本を買ったり検索する必要がほとんどなく、時間的・金銭的コストを省くことができました。素晴らしい!
また、目的が明瞭な練習課題がたくさんあるので、迷いなく反復練習をすることができました。何の役に立つかわからない厳しい練習は苦痛ですが、これは確実に自分の身になるという手応えがあったので頑張れました。たとえば手元のキーボードをガンと叩いて聴き、「これはm3じゃない。M3だ」とわかる手応え。これは今まで感じたことがありませんでした。18年ぐらい音楽をやってきたのですが。「これ、チャレンジでやったやつだ!」という感覚とまったくそっくりだと思いました。

やおき/『筑波批評』メンバー。『フミカ』主催・ボカロ系批評誌『ボカロクリティーク』立ち上げ、編集担当。
F.A.Q.
- Q.楽譜が読めませんが、大丈夫でしょうか?
- A.大丈夫です。
本書では楽譜に頼らず、図を使用して説明をしているので、楽譜が読めなくても問題ありません。 - Q.簡単なコードは弾けますが、スケールなどについてよく理解していません。この本は私のような読者にも役に立ちますか?
- A.簡単なコードを弾けるくらいの音楽歴があれば本書の内容を容易に理解できると思われます。
最初から読み進めていただき、音楽理論のどの部分を理解していないのかをはっきりと知ることができるでしょう。そこから、正しい知識を学び始めれば問題ありません。 - Q.この本を読めば、曲を作れるようになりますか?
-
A.おそらく!!
正直に回答するならば、作曲は人には教えることができない技術だと私は思っています。けれども、本書で提供している知識が作曲のベースになることは間違いありません。本書で提供している情報は、雑学や豆知識ではなく、音楽家が音楽をするために役に立つ知識です。本に書いてあることを隅から隅まで読んだけれど、結局どうすればいいのかわからなかった、なんていう経験はありませんか?それはほとんど書かれていることが雑学だったのだと思います。少なくとも本書は、実際の曲の分析を通して皆さんに技術を伝えます。音程や和音、それから使えるコード進行を提供しています。これをベースに作曲をスタートすることが出来ます。 - Q.いろいろな音楽理論書を読みましたが、結局わかりませんでした。なぜ理解できないのでしょうか。
-
A.理由は3つあります。
既存の音楽理論の本では…- 音楽理論にとって一番大事な用語である「音程」の説明が少なすぎる。
- 説明だけで「練習」が少ないため、身に付かない。
- 用語を教えるばかりで、実際いつ使うのか、なんのために使うのかが明示されていない。
1)音楽理論を理解するために一番重要なのは「音程」の正確な理解です。しかし、多くの音楽理論では完全に理解できるようになるまで説明されていません。例えば「ド」と「ミ」の音程を長3度と教えても、「レ」と「ファ#」の音程を教えませんよね?ハ長調の中だけの説明しかされません。ですから、皆さんが音程を理解できないのは当然です。しかし「音程」を理解していないと「和音」も「音階」も分からなくなります。ではなぜ、こんなに重要な「音程」をしっかり教えないのでしょうか?それは読んでも面白くないからです。「音程」は非常に重要ですが、非常な地味な項目です。そのために多くの書籍において2〜5ページしかさかれていないのです。それでは理解できません。しかし、本書では音程の説明と練習問題に100ページを費やしています。一つ一つ順番に全ての音程に取り組むことができるので、わかるように書かれています。音程がわかれば、今までわからなかった和音や音階もすぐにわかるようになりますよ!
2)「音程」や「和音」や「音階」について「単に」正確に説明されても、実際に使えるようになりませんよね?すぐに思い出して使えるようになるには「練習」が不可欠です。しかし「練習問題」が全くないか、少ない本がほとんどです。「練習」は読者に丸投げされています。「練習は辛い」ので、言われなければ皆さんやりませんよね? 本書では20以上の練習問題が用意されており、公文式や進研ゼミのように、言われた通りに練習問題を解いていけば、自然と「音程」「和音」「音階」が身に付くように書かれています。知識を提供するだけではなく、身につけるところまでサポートするのが本書の特徴です。
3)音楽理論の本では、ドミナントセブンスコード、セカンダリードミナント等々たくさんの用語が説明されますよね。けれども、それをいつ、どんな目的のために使えばいいのかの説明がないために、せっかく覚えたことが活用できません。本書では、そのテクニックが実際のヒットソングのどの箇所で使われているか、それから作曲の際にいつ使えるか、ということをセットで提案しています。結果として学んだことを実際に活用できるようになります。
あなたが音楽理論の学習で抱えている問題は何か?
音楽理論がわからない、なんとなくわかった気がしている人に共通する問題は、ほとんど以下に集約されます。
- 本に出てくる用語の定義を正しく理解していない
- コードやスケールの基本となる音程を正しく理解していない
- 基礎的な定義を覚えるための反復練習をしてない
- 学んだ理論を確認するための楽曲分析の数をこなしていない
もし、あなたがこれらの問題に心当たりがある場合でも、本書を使えば、手を動かしながら音楽理論を理解することができるでしょう。
あなたが音楽理論を習得すると得られるメリット
音楽理論を理解すると以下のようなメリットを得ることができます。
- 音楽を感覚だけではなく理論的に捉えられるようになる!
- ワンパターンな曲作りからの脱却ができる!
- 既存の曲を分析して、良いとこ取りの曲が作れるようになる!
- アドリブ演奏の幅が広がる!
- バンド仲間や友達に正しい知識を教えてあげられる!
あなたが何歳でも、音楽歴が何年でも音楽理論を学び始めたいと思うのであれば、私はその手助けをしたいと思っています。
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